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* 第二話 * ~佐和子の場合~ ④

ジーンズとショーツは片足だけ膝の辺りまで履いたままだ。

正和も上の服は脱いでいたが下は軽く下げ、肝心なモノが出ているだけだ。

亜弓が戻ってきた場合を想定しているのだろうか。

正和の顔が佐和子の茂みを刺激した。

なんとなく両手で正和の頭に触れ、少し髪の毛を掴んだ。

唇はつぐんだまま、小さく声を洩らす。

感じている雰囲気は出せているだろうか。

これで正和はイッてくれるのだろうか。

佐和子は天井を見つめたまま、そんなことばかり考えている。

脚を高く上げさせられ、丸見えになった中心部にズブリと正和は入ってきた。

「ひっ…」

思わず力が入り、ベッドカバーをしっかり握った。

痛いのか、痛くないのかもよく分からない。

コンドームをつける算段すら出来なかった。

世の人はこんな激しい摩擦が気持ち良いのだろうか。

初めてなら仕方ないのかもしれない。

なんの快楽もない気がしたが、やめてほしいとも優しくしてほしいとも、伝えられない。

変に注文を付けて、嫌われるのは怖かった。

正和は一言も発することなく、ものすごいスピードでピストン運動をしていた。

こんなに速いものなのかと戸惑う。

顔が歪む。

苦しい、早く終われと願いながら、頭は冴えていて明るい部屋の隅々まで眺めていた。

何分も経たないうちに、中で暴れていたモノは突然スポンッと佐和子から抜けた。

股間が熱くヒリヒリした。

「!?」

正和は驚きと後悔と怯えが交ざった複雑な表情を浮かべていた。

 ―― 処女やったんか…?

顔にそう書いてあった。



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プロフィール

香月 瞬

Author:香月 瞬
短編小説を主に、様々な恋路を綴ってまいります。
友達のコイバナを聞くようなつもりで読んでいただけると嬉しいです。

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