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* 第十五話 * ~里実の場合~ ①終

有野たけし君へ。

この間は、教科書見せてくれてありがとう。
おとといの席がえで、教室のはじとはじにはなれちゃったから、教科書わすれても、もう見せてもらえないね。
席がとなりじゃなくなって、なんだかさみしいよ。
たけし君はどうですか?
わたしは、まい日とてもおもしろかったから、今はちょっぴり学校がつまらない。

というわけで、いきなりだけど、わたしはたけし君が大スキどえ~す。

今の席になって、自分の気もちに気づいちゃいました。
学校じゃ言えないから、手紙にします。
よかったらイエスかノーか教えてちょんまげ。


かま田里実より。


P.S.ぜーったいにだれにも言わないでね!









翌朝、マジックでNOって書き殴られた便箋が黒板に貼ってあった。

小5。

初めて書いたラブレターがこの扱い。

 

私は、有野毅を一生恨む。

 -終-


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香月 瞬

Author:香月 瞬
短編小説を主に、様々な恋路を綴ってまいります。
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